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脂質異常症

脂質異常症

検査で脂質異常症(高脂血症)と診断された方へ

検査で脂質異常症(高脂血症)と診断された方へ

脂質異常症は初期には症状が出ることがありませんが、進展すると動脈硬化に関わりがあるため現状の把握と原因を知ることが大切になってきます。
基準値より高値であってもすべての人に薬物療法が必要ではなく、背景や年齢によって目標値は異なります。
検査の結果で異常値が出た方はご相談ください。

脂質異常症とは

血液中に含まれている脂質、コレステロールや中性脂肪の量に異常がみられる状態をいいます。
以前は悪玉コレステロール(LDLコレステロール)や中性脂肪が高いことに着目されており高脂血症とよばれていましたが、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が低い場合も体に悪影響が出ることがわかり、脂質異常症と名称が変更になりました。
血液検査で一般的に調べる項目は中性脂肪(トリグリセリド)、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロールであり、総コレステロールからHDLを引いたnon-HDLコレステロールという指標も近年使われるようになっています。

脂質異常症の原因と症状

質異常症の多くは食事や飲酒、肥満、運動不足、喫煙などの生活習慣が原因となりますが遺伝的な要素、更年期、脂質の代謝や排泄に支障をきたす病気、薬の影響もあります。
女性は特に閉経後LDLコレステロールを減らし、血管のしなやかさを保つために働いていた女性ホルモンが減少することにより脂質が上昇してくる人が増えます。
脂質異常症を発症しても症状がないことがほとんどですが、進行すると動脈硬化が進み心臓病や脳卒中、慢性腎臓病等の血管症の発症につながる事があるため注意が必要です。

近年動脈硬化の進展具合は頸動脈の超音波検査で評価する事が推奨されています。
血管壁の厚み、LDLコレステロールの沈着によって生じる血管内腔のこぶ状の隆起であるプラークを簡便に見ることができます。

脂質異常症のタイプと診断基準

脂質異常症には、大きく分けて次の3つのタイプがあります。

(1)高血症 LDLコレステロール140mg/dL以上

LDLコレステロールは悪玉コレステロールともよばれ、増加すると血管の壁に沈着し炎症を起こし血管が硬くなる動脈硬化を促進します。

(2)高トリグリセライド(TG)血症 トリグリセライド150mg/dL以上

中性脂肪(トリグリセライド)が高くなる原因の多くは食事や飲酒といわれています。
糖質由来の余ったエネルギーは脂肪組織に貯め込まれ血中の中性脂肪が高くなります。
メタボリック症候群の一病態であり、肥満、脂肪肝と関連し膵炎を引き起こす事もあります。

(3)低HDLコレステロール血症 HDLコレステロール 40mg/dL

HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われるもので、過剰なコレステロールを回収することでコレステロール蓄積を防ぎ、動脈硬化を抑制します。
低HDL血症も動脈硬化の危険因子と言われています。

治療について

生活習慣の改善

生活習慣の中では特に以下のことに気を付けます。

  • 食事:食物繊維・魚(ω3オイル)の摂取、過剰な脂質や糖質の制限
  • 運動:(体力に合った汗ばむ程度の運動)
  • 禁煙
  • 節酒

薬物療法

脂質異常症と診断されたとしても、すべての人に薬物療法が必要なわけではありません。
まずは生活習慣を見直し効果が薄ければ数値に応じ薬物治療を検討します。
その際には元々持っている病気や背景、動脈硬化の進展具合も見ながら総合的に判断します。

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