当院のインフルエンザワクチンの紹介です。

今年のインフルエンザワクチンは、
A型株
A/シンガポールGP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A/シンガポール/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)

B型株
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/メリーランド/15/2016(HYMC BX-69A)(ビクトリア系統)

のA型2タイプ、B型2タイプをカバーする4価ワクチンです。
ワクチンは毎年翌シーズンに流行しそうなウイルスを今までの解析をもとに予測WHOで選定された後、我が国の国立感染症センターの専門家、ワクチンメーカーが検討を重ね最終的に厚生労働省で決定されます。

そして今年度のうちのクリニックのワクチンは阪大微研「フルービックHA」のシリンジタイプです。
ワクチン0.5mlが注射器の中に既にセットしてあり使用の時備え付けの針をパチンとつけるだけなので使いやすく清潔で接種がスムーズです。「あれ、痛くない。」「もう終わったん?」と言われるので特殊な構造の針なのかと思いきや、メーカーの方曰く(真面目な顔で)「ごく普通の注射針です」とのことでした。しかし27Gのほっそい短い針です。
特徴としては防腐剤チメロサールを含まない唯一のインフルエンザワクチンとのことでした。シリンジタイプは製造量が少なく今年は11月で販売が終了とのことです。(ほんま?!)

以上今季の皆様の強い味方、クリニックのインフルエンザワクチンの紹介でした。