私(田原)
雪だるまのイメージ画像

それにしても今年は雪が多い。
この寒さで体調を崩す方が多く来院されています。
当院受診していただいた方が笑顔少しでもあたたかな気持ちになっていただけたら。と
こつこつ診療をしている日々です。

今年4月から公費接種が可能になる子宮頸がんワクチン「シルガード9」について

今回は以前のブログでも少し触れましたが今年4月から公費接種が可能になる子宮頸がんワクチン、シルガード9についてです。

現在当院では4価ワクチン、ガーダシルを対象年齢の方に接種しています。
ガーダシルは子宮頸がんの原因となる高リスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)16、18型と良性のいぼ、尖圭コンジローマの原因となるHPV6、11型の4型のHPVを予防するワクチンです。

シルガード9はガーダシルに含まれる4型に加えHPV31、33、45、52、58型の計9型を予防するワクチンです。特に52型、58型の感染はアジア人に多いと知られています。
ガーダシルの子宮頸がん予防効果が60~70%に対しシルガード9は90%以上の予防効果が期待できます。

気になる副反応に関しては日本人も参加している国際共同試験にて安全性が報告されていますが、注射部位の局所的な反応(疼痛、腫脹)がよりシルガード9で多いとされています。
接種の回数はガーダシルと同様初回接種から2か月後に2回目接種、初回接種から6か月後に3回接種との3回目接種になっております。

注射のイメージ画像

現在子宮頸がんワクチンに関しては小学校6年生から高校1年生の女性に加え、接種する機会がなかった高校2年生以上の方もキャッチアップ接種で接種対象となっています。

シルガード9もキャッチアップ接種の対象になるか、また1回目、2回目と途中までガーダシルを接種している方への交互接種は可能か。等今後市から通知があると思います。

当院はできるだけ安心して接種していただくように事前の十分な説明や確実な接種スケジュール案内をこころがけています。注射で診察室に入るまでの不安な気持ち…。よくわかります。ご質問等ありましたら遠慮なくお伝えください。

私(田原)

当院の医療用カートにカラフルなものが加わりました。

カラフルな医療用カート
私(田原)

この季節になると無性にかざりたくなるチューリップ。春はもうそこ。

チューリップのフラワーポット