「今回の検診の時、頭痛が強くて胃の検査をキャンセルしてしまいました。胃を調べる他の方法ないですか。」、
「以前バリウムや内視鏡検査を受け、しんどくてその後、胃の検査を受けていないんです。本当は心配だけれど…」
とのご相談があります。
そのような方にABC検診というものがあります。

現在、胃癌のほとんどが、ピロリ菌感染で生じた萎縮性胃炎に発生する事がわかっています。
ピロリ菌が胃の中にいるかいないかと、萎縮した胃粘膜があるかどうかがわかれば胃癌が発生しやすい状態が予測できるといわれています。

ABC検診とは、
●ヘリコバクター抗体検査と
●胃の炎症や萎縮度を表すペプシノゲンという物質(消化酵素の元)との2項目の採血検査を行います。
これらの結果を組み合わせABCDの4つに分類することにより、胃癌のリスクを調べ、陽性の場合は内視鏡検査へとすすみます。
この検診はリスクを見るための簡易検査であるため既にお腹の症状がある方やピロリ菌除菌後の方は内視鏡検査が必要になりますが、食事の時間に関係なくわずかな量の採血で行えるというメリットがある胃の検査の選択肢のひとつです。
お薬を飲まれている状況等で採血結果が変わる事がありますので詳しくはお問い合わせください。
ABC検診につきましてはこちらからご覧いただけます>>

新たな時代になりました。
当院は平成最後の年に開院したので感慨深いです。
これからも宜しくお願いいたします!

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